試薬容器のラベルには、多くの場合でバーコードが印字されています。 これらのバーコードにはいくつかの規格があり、用途に応じて使い分けられています。 本ページでは、試薬容器ラベルに一般的に採用される主要な3つのバーコード規格について解説します。
試薬容器ラベルに印字されるバーコードには主に以下の3つの規格があります。
どの事業者の、どの商品かを識別するための国際標準のコードです。 ロット番号や有効期限の情報は持っていません。

JANコードのイメージ
数字だけでなくアルファベットや記号も表現することができる1次元のバーコードです。 医薬品業界では、JANコードによる商品識別に加えて、ロット番号や有効期限も含める規格として採用されています。

GS1-128のイメージ
GS1-128と同等の情報を、2次元コード(QRコードのような形状)で表現する規格です。

GS1 DataMatrixのイメージ
JANコードには、標準的な13桁と、小さな商品用の8桁があります。 13桁の場合は、「事業者コード + 商品アイテムコード + チェックデジット」で構成されています。 8桁の場合は、ワンオフキー(商品ごとに発行されるコード)の場合と「事業者コード + 商品アイテムコード + チェックデジット」で構成されるパターンがあり、事業者コードは6桁です。
チェックデジットとは、読み取りミスを防ぐために付加される検査用の数字です。
13桁のJANコードの例(事業者コードが9桁の場合)

GS1-128やGS1 DataMatrixの長い文字の羅列には、識別子(AI)とデータフィールドが含まれています。 識別子は、その後に続くデータフィールドが何を意味するのかを示す役割を持っています。 例えば、(01)は商品識別コード、(10)はロット番号、(17)は有効期限を示します。
GS1-128の例
