本記事では、エクセルを用いた試薬在庫管理の方法とその限界について解説します。
試薬在庫管理は、試薬や化学薬品の「在庫」「使用状況」「保管場所」「使用期限」などを適切に管理することを指します。
メインの試薬在庫管理シートは以下のような形式が考えられます。
1つの行に1つの試薬についての情報を記載します。記載する情報としては試薬名、メーカー、保管場所、在庫数などが考えられます。
最も簡易的には、この表の在庫数を手動で更新していくことで在庫管理を行うことができます。
試薬の入荷と廃棄の記録を残して行きたい場合には、以下のような形式の表を別途用意する方法が考えられます。
こちらの表に、入荷と廃棄の記録を残していけば、いつ、誰が、どの試薬を、どれだけ入荷・廃棄したかを記録していくことができます。 また、自動で集計を行うようにしておけば、試薬の一覧の表の在庫数は手動で更新する必要がなくなります。
エクセルで試薬在庫管理を行う方法は、手軽に始められる一方で、以下のような問題点があります。
エクセルでの試薬在庫管理に限界を感じる場合には、試薬在庫管理システムを導入することをおすすめします。
弊社では、試薬在庫管理システム「LabStocker」を開発しています。 スマホのカメラを利用することで手軽に試薬の在庫管理を行うことができますので、 エクセルからの移行におすすめです。 是非、以下のリンクから詳細をご確認ください。
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