TBEバッファー(トリス-ホウ酸-EDTA緩衝液)の作り方と計算ツール

TBEバッファーとは

TBEバッファー(トリス-ホウ酸-EDTA緩衝液)は、Tris(トリスヒドロキシメチルアミノメタン)、ホウ酸(H₃BO₃)、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)からなる緩衝液です。アガロースゲルおよびポリアクリルアミドゲル電気泳動で DNA や RNA を分離する際に広く使用されます。

EDTA は二価カチオン(Mg²⁺ など)をキレートし、DNase 活性を抑制することで核酸の分解を防ぎます。

基本データ

pH(25℃)

約 8.3

pKa(Tris, 25℃)

8.06

構成成分

Tris・ホウ酸・EDTA

計算ツール

調製方法

Tris
0 g

+

ホウ酸(H₃BO₃)
0 g

+

Na₂EDTA·2H₂O
0 g

+

純水
適量

(全量を 1000 mL に調整)

調製手順

  • Tris 0 g、ホウ酸(H₃BO₃) 0 g、EDTA二ナトリウム二水和物(Na₂EDTA·2H₂O) 0 g をそれぞれ量り取る。
  • 800 mL(調製量より少なめ)の純水に溶解する。
  • 純水を加えて全量を 1000 mL に合わせる。

調製時の注意点

  • 10x または 5x のストック液を調製し、使用時に純水で希釈する方法が広く用いられています。ストックは室温で保存可能です。
  • 緩衝能が高いため、長時間の電気泳動でも pH が安定しやすい特長があります。

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