塩酸 (HCl) | 基本情報とモル濃度・希釈計算ツール

無色透明の強酸性液体。幅広く利用される最も一般的な酸の一つです。

基本データ

英語名

Hydrochloric Acid

化学式(分子式)

HCl

構造式

HCl

分子量

36.46

CAS番号

7647-01-0

塩酸のモル濃度計算

モル濃度
0 mol/L

計算方法

市販の液体試薬のモル濃度は、密度、質量パーセント濃度(w/w%)、分子量から次の式で求められます。

モル濃度 (mol/L) = 密度 (g/mL) × 濃度 (w/w%) × 10 / 分子量 (g/mol)

密度と質量パーセント濃度は試薬のラベルや製品仕様書に記載されています。

塩酸の希釈計算

希釈計算(mol/L)

調製方法

原液
0 mL

+

溶媒 (水など)
500.00 mL

(全量を 500 mL に調整)

計算方法

必要な原液量は、溶質の量が希釈前後で変わらないことから次の式で求められます。

原液濃度 (mol/L) × 原液量 (mL) = 目標濃度 (mol/L) × 作成量 (mL)

この式(C₁V₁ = C₂V₂)から必要な原液量を算出し、残りを溶媒(水など)で満たして全量を合わせます。

希釈計算(w/w%)

調製方法

原液
0 g

+

溶媒 (水など)
500.00 g

計算方法

必要な原液量は、溶質の量が希釈前後で変わらないことから次の式で求められます。

原液 w/w% × 原液量 (g) = 目標 w/w% × 作成量 (g)

この式(C₁V₁ = C₂V₂)から必要な原液量を算出し、残りを溶媒(水など)の質量で補います。

主な用途

  • バッファー(緩衝液)等のpH調整
  • アルカリ性溶液の中和反応
  • タンパク質の加水分解
  • 器具の洗浄(微量金属の除去等)

危険性

  • 皮膚に触れると化学熱傷を引き起こし、目に入ると失明の恐れがある
  • 放出されるガスを吸入すると、呼吸困難を起こし、死に至る恐れがある
  • 次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤等)と混合すると、有毒の塩素ガスが発生する
  • 金属を溶かして引火・爆発の危険性がある水素ガスを発生させる
  • 水との反応で激しく発熱し、液が飛散することがある

参考文献

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