水酸化カリウム (KOH) | 基本情報とモル濃度・希釈計算ツール

白色の固体で、水に溶けやすく強い塩基性を示します。潮解性が非常に強く、空気中の水分や二酸化炭素を速やかに吸収します。水酸化ナトリウムと並ぶ代表的な強塩基です。

基本データ

英語名

Potassium Hydroxide

化学式(組成式)

KOH

構造式

K+OH

分子量

56.11

CAS番号

1310-58-3

固体からの溶液調製計算ツール

目標モル濃度(mol/L)に調製

調製方法

固体
0 g

+

溶媒 (水など)
適量

(全量を 500 mL に調整)

計算方法

固体試薬から目標のモル濃度の溶液を調製するために必要な量は、次の式で求められます。

必要量 (g) = 目標濃度 (mol/L) × 作成量 (L) × 分子量 (g/mol) × 100 / 純度 (%)

純度が100%未満の試薬では、純度に応じて必要量を補正しています。求めた量の固体を溶媒に溶かし、全量を目標の体積に合わせて調製します。

目標 w/v% 濃度に調製

調製方法

固体
0 g

+

溶媒 (水など)
適量

(全量を 500 mL に調整)

計算方法

固体試薬から目標の w/v%(質量体積パーセント濃度)の溶液を調製するために必要な量は、次の式で求められます。

必要量 (g) = 目標 w/v% × 作成量 (mL) / 純度 (%)

純度が100%未満の試薬では、純度に応じて必要量を補正しています。

水溶液のモル濃度・希釈計算ツール

モル濃度の計算

モル濃度
0 mol/L

計算方法

w/v%(質量体積パーセント濃度)の水溶液のモル濃度は、次の式で求められます。

モル濃度 (mol/L) = 濃度 (w/v%) × 10 / 分子量 (g/mol)

希釈計算(mol/L)

調製方法

原液
0 mL

+

溶媒 (水など)
500.00 mL

(全量を 500 mL に調整)

計算方法

必要な原液量は、溶質の量が希釈前後で変わらないことから次の式で求められます。

原液濃度 (mol/L) × 原液量 (mL) = 目標濃度 (mol/L) × 作成量 (mL)

この式(C₁V₁ = C₂V₂)から必要な原液量を算出し、残りを溶媒(水など)で満たして全量を合わせます。

希釈計算(w/v%)

調製方法

原液
0 mL

+

溶媒 (水など)
500.00 mL

(全量を 500 mL に調整)

計算方法

必要な原液量は、溶質の量が希釈前後で変わらないことから次の式で求められます。

原液 w/v% × 原液量 (mL) = 目標 w/v% × 作成量 (mL)

この式(C₁V₁ = C₂V₂)から必要な原液量を算出し、残りを溶媒(水など)で満たして全量を合わせます。

主な用途

  • バッファー(緩衝液)等のpH調整
  • 酸性溶液の中和反応
  • 電解質溶液の調製(アルカリ電池、燃料電池など)
  • 有機合成におけるけん化反応(エステルの加水分解)

危険性

  • 皮膚に触れると重度の化学熱傷を引き起こし、目に入ると失明の恐れがある
  • 水に溶かすと激しく発熱し、液が飛散することがある
  • アルミニウム・亜鉛・スズなどの両性金属と反応し、可燃性の水素ガスを発生させる

参考文献

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