エタノール (C₂H₅OH) | 基本情報とモル濃度・希釈計算ツール

無色透明で特有の芳香を持つ揮発性液体。消毒・殺菌や有機合成の溶媒として研究室で広く使用されます。

基本データ

英語名

Ethanol

化学式(示性式)

C₂H₅OH

構造式

HCHHCHHOH

分子量

46.07

CAS番号

64-17-5

エタノールのモル濃度計算

モル濃度
0 mol/L

計算方法

市販の液体試薬のモル濃度は、密度、質量パーセント濃度(w/w%)、分子量から次の式で求められます。

モル濃度 (mol/L) = 密度 (g/mL) × 濃度 (w/w%) × 10 / 分子量 (g/mol)

密度と質量パーセント濃度は試薬のラベルや製品仕様書に記載されています。

エタノールの希釈計算

希釈計算(mol/L)

調製方法

原液
0 mL

+

溶媒 (水など)
500.00 mL

(全量を 500 mL に調整)

計算方法

必要な原液量は、溶質の量が希釈前後で変わらないことから次の式で求められます。

原液濃度 (mol/L) × 原液量 (mL) = 目標濃度 (mol/L) × 作成量 (mL)

この式(C₁V₁ = C₂V₂)から必要な原液量を算出し、残りを溶媒(水など)で満たして全量を合わせます。

希釈計算(w/w%)

調製方法

原液
0 g

+

溶媒 (水など)
500.00 g

計算方法

必要な原液量は、溶質の量が希釈前後で変わらないことから次の式で求められます。

原液 w/w% × 原液量 (g) = 目標 w/w% × 作成量 (g)

この式(C₁V₁ = C₂V₂)から必要な原液量を算出し、残りを溶媒(水など)の質量で補います。

主な用途

  • 消毒・殺菌(70〜80%水溶液)
  • 有機合成の溶媒・反応溶媒
  • 天然物の抽出・洗浄
  • 組織固定・脱水処理

危険性

  • 引火性が高い(引火点 13℃)。蒸気は空気より重く、低所に滞留しやすい
  • 消防法における第四類アルコール類に該当する
  • 高濃度の蒸気を吸入すると中枢神経抑制(頭痛・めまい・意識障害)を引き起こす
  • 眼や粘膜に対して刺激性がある

参考文献

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