塩化ナトリウム (NaCl) | 基本情報とモル濃度計算ツール

白色の結晶性粉末で、生理食塩水や PBS(リン酸緩衝生理食塩水)、TBS(Tris-Buffered Saline)などの緩衝液の調製に広く使用されます。

基本データ

英語名

Sodium Chloride

化学式(分子式)

NaCl

構造式

Na+Cl

分子量

58.44

CAS番号

7647-14-5

固体からの溶液調製計算ツール

目標モル濃度(mol/L)に調製

調製方法

固体
0 g

+

溶媒 (水など)
適量

(全量を 500 mL に調整)

計算方法

固体試薬から目標のモル濃度の溶液を調製するために必要な量は、次の式で求められます。

必要量 (g) = 目標濃度 (mol/L) × 作成量 (L) × 分子量 (g/mol) × 100 / 純度 (%)

純度が100%未満の試薬では、純度に応じて必要量を補正しています。求めた量の固体を溶媒に溶かし、全量を目標の体積に合わせて調製します。

目標 w/v% 濃度に調製

調製方法

固体
0 g

+

溶媒 (水など)
適量

(全量を 1000 mL に調整)

計算方法

固体試薬から目標の w/v%(質量体積パーセント濃度)の溶液を調製するために必要な量は、次の式で求められます。

必要量 (g) = 目標 w/v% × 作成量 (mL) / 純度 (%)

純度が100%未満の試薬では、純度に応じて必要量を補正しています。

水溶液のモル濃度・希釈計算ツール

モル濃度の計算

モル濃度
0 mol/L

計算方法

w/v%(質量体積パーセント濃度)の水溶液のモル濃度は、次の式で求められます。

モル濃度 (mol/L) = 濃度 (w/v%) × 10 / 分子量 (g/mol)

希釈計算(mol/L)

調製方法

原液
0 mL

+

溶媒 (水など)
500.00 mL

(全量を 500 mL に調整)

計算方法

必要な原液量は、溶質の量が希釈前後で変わらないことから次の式で求められます。

原液濃度 (mol/L) × 原液量 (mL) = 目標濃度 (mol/L) × 作成量 (mL)

この式(C₁V₁ = C₂V₂)から必要な原液量を算出し、残りを溶媒(水など)で満たして全量を合わせます。

希釈計算(w/v%)

調製方法

原液
0 mL

+

溶媒 (水など)
500.00 mL

(全量を 500 mL に調整)

計算方法

必要な原液量は、溶質の量が希釈前後で変わらないことから次の式で求められます。

原液 w/v% × 原液量 (mL) = 目標 w/v% × 作成量 (mL)

この式(C₁V₁ = C₂V₂)から必要な原液量を算出し、残りを溶媒(水など)で満たして全量を合わせます。

主な用途

  • 生理食塩水(0.9% NaCl)の調製
  • PBS(リン酸緩衝生理食塩水)や TBS(Tris-Buffered Saline)などの緩衝液の構成成分
  • SSC バッファーの構成成分(核酸ハイブリダイゼーション)

危険性

GHS 分類において危険有害性は区分されていません。通常の実験操作で特別な危険はありません。

参考文献

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